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バッハ : アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 メヌエット BWV Anh.115 ト短調
Bach, Johann Sebastian : Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Menuett g-moll BWV Anh.115
作品概要
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:近年の研究ではクリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold, 1677-1733)作曲と結論づけられている
原曲・関連曲: ペツォールト, クリスティアン 《第7曲 メヌエットⅡ(BWV Anh.115)》
ピティナ・ピアノステップ
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楽譜情報:25件解説 (1)
演奏のヒント : 大井 和郎
(710 文字)
更新日:2024年4月21日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (710 文字)
この曲は、如何様(いかよう)な表現も出来る曲でもありますが、原点のg-mollという調は、バッハに取って、どのような調だったのかを考えてみましょう。
インベンションのg-mollは、速いテンポでエネルギッシュに演奏される事もありますが、途中の装飾音を考えたとき、そこまで速いテンポで弾くのは無理ですね。試しにかなりゆっくり弾いてみましょう。そうすると途中の装飾は無理なく入ります。そしてそのようなゆっくりの演奏により、全く違う世界が再現されます。そしてシンフォニアのg-moll、どこかか細い、繊細な面がありますね。
平均律第1巻のプレリュードでも、か細い、悲しみの表現が見られます。
結果、このメヌエットは、そこまでエネルギッシュな曲ではなく、線の細い繊細さがある曲と仮定します。
アーティキュレーション等、考え方は自由ですが、例えば前半8小節を例に取ると、1~4小節間と9~12小節間は同一人物で、5~8小節間、13~16小節間をもう一人の同一人物と仮定し、会話のように考えるのも可能です。
もっと細かく考えると、1~3小節目の1拍目までをひとつのもの、3小節目2拍目から4小節一杯までを1つのものと考え、この2つの音質を異ならせることも出来ます。
8分音符はディタッチ(多少ドライに短く弾く)でも良いでしょう。
あるいは、1~3小節目の1拍目までをヴァイオリンのように弾きますが、2小節目の2,3拍目は同じ音(D)ですので、ここは短くして、あと、3~4小節間を再びレガートで弾くことも可能です。
その先、4小節単位で考え、4小節毎にムードを変えていくようにします。
奏者の感じるように、しかし繊細で細い線の曲として作ってみて下さい。
編曲・関連曲(2)
原口 摩純: アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 メヌエット(原曲:バッハ) ト短調
調:ト短調 総演奏時間:1分50秒
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