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モーツァルト :アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 ニ長調

Mozart, Wolfgang Amadeus:Ave verum corpus D-Dur K.618

作品概要

作曲年:1791年 
楽器編成:歌とピアノ 
ジャンル:★ 種々の作品 ★
総演奏時間:3分10秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (620文字)

更新日:2012年4月13日
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第19回公開録音コンサートプログラムより引用

モーツァルトは1791年の12月にこの世を去っていますが、そのわずか半年前の6月、あたかも自分の死とその後を予見するかのような、どこまでも天上的な作品を残しています。

名作「レクイエム」と並ぶ最期の宗教曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。

モーツァルトが、妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したものです。

モーツァルト晩年の傑作とされ、合唱と弦楽にオルガンのみというシンプルな編成で、長さも46小説しかありませんが、そこに描かれているのは、この世のしがらみを超えた清澄で透明な世界。

悲痛な「レクイエム」と比べると、すべての闘いを終えて天に帰ったようなやすらぎに満ちています。

Ave verum corpus,

Natum de Maria Virgine,

Vere passum, immolatum

In cruce pro homine,

Cujus latus perforatum

Unda fluxit et sanguine,

Esto nobis praegustatum

In mortis examine.

めでたし、乙女マリアより生まれ給いしまことのお体よ。

人々のため犠牲となりて十字架上でまことの苦しみを受け、

貫かれたその脇腹から血と水を流し給いし方よ。

我らの臨終の試練をあらかじめ知らせ給え。

優しきイエスよ。

慈悲深きイエスよ。

マリアの子イエスよ。アーメン。

楽譜

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