作品概要
解説 (1)
            
            
              
                
                  執筆者 : 齊藤 紀子
                  (355 文字)
                
              
              
                更新日:2007年9月1日
              
              
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            執筆者 : 齊藤 紀子 (355 文字)
                更新日:2007年9月1日
              
              
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            アレグロ・マエストーソのハ長調で書かれているこの作品は、左右の手によるユニゾンとコラール風のパッセージが交互に奏される24小節の序奏の後、溌剌としたロンド主題が奏される。序奏が4分の4拍子であるのに対し、このロンド主題は、4分の2拍子で書かれており、全部で3回奏される。そして、左右の手の双方が多声的に書かれている。また、このロンド主部においても、時折、序奏におけるように、左右の手によるユニゾンやホモ・テクスチュアの部分が見られる。このロンド主部に挿入される副次的な主題は、8分音符のみで印象深いメロディーを創り出しており、この音形が多様に装飾される。そして、3連音符が特徴的で、左右の手のユニゾンによるコーダを奏して曲を閉じる。この作品は、同年、ショパン自身により、2台ピアノのための作品に編曲されている。
                  執筆者:
                  齊藤 紀子
                
            
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