作品概要
作曲年:1926年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:教育用作品
総演奏時間:30分55秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
執筆者 : 和田 真由子
(681 文字)
更新日:2007年8月1日
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執筆者 : 和田 真由子 (681 文字)
バルトークの創作欲がもっとも充実した時期、1926~39年にかけて作曲された。
全6巻153曲からなる。ディッタ・パーストとの再婚によって得た息子ペーテルのための
ピアノの教則用の練習曲として着想された(1、2巻は息子に献呈されている)。
第1巻 36曲(1~36番)
第2巻 30曲(37~66番)
第3巻 30曲(67~96番)
第4巻 25曲(97~121番)
第5巻 18曲(122~139番)
第6巻 14曲(140~153番)
1~3巻はピアノ初心者向けに使用できる。また、第4巻は、《アンナ・マグダレーナ》や同程度のチェルニーの教則本とあわせて使うとよいとされている。曲集は巻を追うごとに難易度、芸術性を増しており、とりわけ第5巻以後は、演奏会用小品のレベルである。
旋法や五音音階、全音音階などの使用、不規則なリズムや、拍子の変化、不協和音の使用などが特徴的である。伝統的な教材とは異なる、これらの現代的な要素に慣れ親しむための課題として、最適だろう。
97.ノットゥルノ
98.親指をくぐらせて
99.両手の交差
100.民謡風に
101.減5度音程
102.ハーモニクス
103.短調と長調
104.さまざまな調を通って
105.遊び歌
106.子供の歌
107.霧のなかの旋律
108.レスリング
109.バリ島から
110.調和して鳴り響く音
111.インテルメッゾ
112.民謡による変奏曲
113.ブルガリアのリズム第1作
114.主題と転回
115.ブルガリアのリズム 第2作
116.歌
117.ブレ
118.8分の9拍子の三連音符
119.4分の3拍子の舞曲
120.5度の和音
121.2声の練習
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