石井 眞木 :ヴァイオリンとピアノのための響きの表象
Ishii, Maki:
解説 : 杉浦 菜々子 (368文字)
1981年作曲。
(音楽之友社刊《ヴァイオリンとピアノのための響きの表象》巻頭、石井眞木氏より)
この作品は、1980年1月に催された、ヴァイオリニストの小林健次氏と、作曲家でピアニストの一柳慧氏による“Duo-Recital”のために書かれた。
この作品には、かつて50〜6年代のこの二人音楽にまつわる、個人的な、ある“遠い過去の記憶”が潜在している。ヴァイオリンは弱音(非現実)と強音(現実)が交錯し、ピアノ・パートは22音からなる弱音の無限的パターンの“円運動”を行う。
※リンク:石井眞木氏オフィシャルホームページ
響きの表象 (1981) | 石井眞木
ヴァイオリンとピアノのための響きの表象
検索