シューベルト :ハンガリー風のメロディ ロ短調 D 817
Schubert, Franz:Ungarische Melodie h-moll D 817
執筆者 : 稲田 小絵子 (179文字)
1824年、ハンガリーのジェリツに赴任した際に作曲されたハンガリー情趣あふれる魅力的な小品。この赴任の目的がエステルハージ伯爵の2人の娘に対するピアノ教授であるため、必然的にピアノ曲、特に4手連弾曲が多く生み出された。そのうちの1曲である連弾曲《ハンガリー風ディヴェルティメント》D818の第3楽章は、同時期に誕生したこの独奏作品と共通した内容をもっている。
ハンガリー風のメロディ
ハンガリー風のメロディ ロ短調
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