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ロドリーゴ :早起き鶏への前奏曲

Rodrigo, Joaquin:Preludio al gallo mananero

作品概要

作曲年:1926年 
出版年:1928年 
初出版社:Rouart-Lerolle
献呈先:リカルド・ビニェス Ricardo Viñes
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:前奏曲
総演奏時間:3分30秒

解説 (1)

執筆者 : 若松 聡史 (354文字)

更新日:2008年10月1日
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アレグロ Allegro 6/8拍子

1928年にパリのロスチャイルド宮殿で行われた、ファリャへのレジョン・ドヌール勲章の叙勲式でロドリーゴ自身が初演した。この滑稽な曲は聴衆の注目をひき、ロドリーゴのコンポーザー・ピアニストとしてのキャリアを花開かせただけでなく、ファリャとの知遇を得るきっかけともなった。

この曲はロドリーゴが前衛主義の流れに傾倒していた頃の作品で、複調性の手法を用いて作曲されている。右手はト長調、左手は嬰ヘ長調と言えよう。早起き鶏の声を模した雄鶏のテーマのあとに、雌鶏のテーマが現れる。2つのテーマはいくつもの調子とぶつかり合い、鋭い不協和音を生み出しながら白鍵上と黒鍵上を駆け巡り発展をとげて結びつく。

超絶的な技巧が要求されており、ロドリーゴのピアノ作品で最も難易度の高い曲となっている。

執筆者: 若松 聡史
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