ロドリーゴ 1901-1999 Rodrigo, Joaquin

解説:若松 聡史 (439文字)
更新日:2007年6月1日
解説:若松 聡史 (439文字)
20世紀のスペインを代表する盲目の作曲家、ピアニスト。スペイン東部のサグントに生まれた。3歳のときに悪性ジフテリアにかかり失明するが、幼少時から音楽教育を受け、早くから楽才を示した。地元バレンシアの音楽学院で学び、1927年にパリのエコール・ノルマル音楽院に留学しデュカスの元で5年間学んだ。その後、1933年にトルコ人ピアニストのビクトリア・カムヒと結婚した。
作風は古典の様式とリズムを土台とし、スペインの国民音楽と、師であるデュカスのフランス音楽の影響を受けた旋律的で色彩感豊かな独自の音楽であり、その作風を生涯貫いた。作品は歌劇、管弦楽、ピアノ曲、ギター曲など数多く、各ジャンルに作品を残している。
ギター協奏曲「アランフェス協奏曲」(1939年)はあまりにも有名だが、彼はギターを弾くことができなかった。日頃から親しく触れ特別の愛情と熱意を抱いていた楽器はピアノである。ピアノ曲を書くときは、小規模で古典的様式の明快な曲を構築しようとし、スカルラッティなどから着想を得た。
作品(30)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
ピアノ独奏曲 (10)
ソナタ (2)
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曲集・小品集 (6)
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前奏曲 (2)
ベルスーズ(子守歌) (2)
ピアノ合奏曲 (3)
曲集・小品集 (2)
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