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ショパン :ポロネーズ 第13番 KK.IVa/2 CT162 変イ長調

Chopin, Frederic:Polonaises Polonaise no.13 As-Dur KK.IVa/2 CT162

作品概要

作曲年:1821年 
出版年:1902年 
初出版社:Gebethner & Wolff,
献呈先:Adalbert Zywny
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ポロネーズ
総演奏時間:4分00秒

解説 (1)

執筆者 : 塚田 花恵 (394文字)

更新日:2010年4月1日
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【作曲】1821年

【初版】1901年にワルシャワ(出版社:Gebethner & Wolff)で出版

ショパンが11歳の時の作品である。1821年4月に、ショパンの最初のピアノの先生であるヴォイチェフ・ジヴニーに献呈された。チェコ生まれの音楽家ジヴニーは、18世紀のドイツ音楽を好み、幼いショパンにバッハ、ハイドン、モーツァルトのピアノ作品を教えた。

前の2作のポロネーズから4年後の作品で、オギンスキ風の単純な舞曲のスタイルを脱し、ピアノのテクニックを披露するようなサロン用作品になっている。構造はA(1-38小節)-B(39-59小節)-A(1-38小節)の複合三部形式で、Aの部分は三部に分けられる。Bのトリオの部分に現れる右手の音型は、フンメルのポロネーズで用いられているパッセージと類似している。ショパンが、この当時の最先端のヴィルトゥオーソの語法を吸収していたことが窺い知れよう。

執筆者: 塚田 花恵
その他特記事項
ポロネーズ番号はパデレフスキ版による。