山田 耕筰 :夢噺し

Yamada, Kōsaku:Les Petits Poemes III. A DREAM TALE

作品概要

作曲年:1916年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:★ 種々の作品 ★

解説 (3)

楽曲解説 : 丸山 瑶子 (475文字)

更新日:2018年3月28日
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1916年作曲、寺崎悦子に献呈されている。同年11月に丸の内保険協会会堂で開かれた山田耕筰自作自演のピアノ小品発表音楽会で初演されている。初演時、山田はプログラムノートで本作品の作曲契機を説明している。それによると、この曲は山田が7月16日の朝、目覚めたときに思い浮かんだ詩のリズムに触発され、「夢のような、またお伽噺の様な氣持を音に」したものであるという。山田自身が「特に深い意味はない」という詩の内容は、死に瀕した女性を主題としており、作品は前半では詩の内容がほぼそのまま、後半では詩に対する山田の心情を表しているという。

詩の後半には、「さうして、さうしてUnddann,unddann」という語句があるのだが、作曲者自身がこれを「追憶の心即ち詩そのもの」と呼んでおり、これを表したところが作品の醍醐味と説明している。また「終結の三句は、お伽噺の初句に倣って、『昔、昔、あるところに』という気持ちで止め」たとのこと。これらの言葉を信じるなら、作品は山田の音楽的インスピレーションがそのまま筆に起こされた、音楽家の才覚が素直に発露した小品と言える。

執筆者: 丸山 瑶子

楽曲解説 : 仲辻 真帆 (513文字)

更新日:2018年3月28日
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About work(s) : 丸山 瑶子 (1212文字)

更新日:2018年4月18日
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