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平吉 毅州 :子どものためのピアノ連弾小曲《カーニバルがやってきた》

Hirayosi, Takekuni:The Carnival Has Come

作品概要

作曲年:1985年 
楽器編成:ピアノ合奏曲 
ジャンル:子供のための作品

解説 (1)

解説 : 長井 進之介 (472文字)

更新日:2018年4月25日
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5曲から成るピアノ連弾のための曲集。第1曲〈いたずら仔猫が二匹もいたのさ〉は、飛び 跳ねるような音型がプリモとセコンドの間で絡み合い、猫が人間を翻弄するような様子がコミ カルに描かれていく。第2曲〈月明かりに踊っているのはだれ〉は、 第1曲とは表情を一変し、 軽やかながら、どこか哀しみを湛えたワルツが奏されていく。第3曲〈四月の風は花の匂いをはこんでくる〉は、曲集中もっとも愛奏される楽曲である。春の訪れをやさしい眼差しで描いた楽曲であり、プリモとセコンドが優しく対話するように展開していく。第4曲〈遠い日の舟歌〉は、舟歌のリズムにのせて、ゆったりとした旋律が奏されていくが、やがて感情が高まり、テンポの変化と共にクライマックスを形成していく。第5曲〈カーニバルがやってきた〉 はこれまでの楽曲の音型を取り入れながら華やかに盛り上がりを見せていく楽曲で、ジャズの要素も感じさせる。子どものための曲集ではあるが、拍子が次々と移り変わる点や後打ちのリズムの多用、さらに内声で歌われる対旋律など、 技巧的にも音楽的にも決してやさしいとは言えない。

執筆者: 長井 進之介

楽章等 (5)

いたずら仔猫が二匹もいたのさ

Toka ステップレベル:応用7

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月明かりに踊っているのはだれ

総演奏時間:1分20秒 

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カーニバルがやってきた

調:ヘ長調  Toka ステップレベル:発展2

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