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ストラヴィンスキー :ペトルーシュカからの3楽章

Stravinsky, Igor Fyodorovich:Three movements from Petrouchka

作品概要

楽曲ID:3055
作曲年:1911年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:17分30秒
著作権:保護期間中

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (988文字)

更新日:2007年8月1日
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ペトルーシュカは、バレエ音楽《火の鳥》と《春の祭典》と並び、ストラヴィンスキー3大バレエの一つとして名高い。原曲は1911年、ディアギレフのロシアバレエ団のために作曲された。それが、ピアノ独奏曲《『ペトルーシュカ』から三楽章》として編曲、再構成されている(1921年)。演奏者によっては、オーケストラ版にあわせて、アレンジを加えたり、四幕すべてを演奏できるように編曲する場合もある。

このピアノ版は、ヴィルティオーゾとして名高い、アルトゥール・ルビンシュタインからの依頼で作曲された。「過去のどの曲よりも難しいもの」とう条件のもと作曲されただけに、難曲中の難曲といえる作品に仕上がっている。ルビンシュタインはこの曲をレパートリーとしていたものの、その完成度に満足せず、録音を残すことは許さなかった。

全音音階を用いた独特な旋律、復調性、シャープで生命感あふれるリズム、衝撃的な不協和音、めまぐるしく変化する曲想など、強烈なインパクトをもった魅力的な作品である。

ペトルーシュカは、当時のロシア農民の姿を反映したものではないかといわれている。

第1楽章:ロシアン・ダンス(第一幕)

にぎやかな祭りの雰囲気の中、魔術師によって命をふきこまれた3体の人形(ペトルーシュカ、少女のバレリーナ、荒々しい性格のムーア人)。音楽にのせて、人形たちが激しく踊りだす。冒頭から、白鍵のみを用いた平行和音での連打にはじまり、強烈な印象を与える。

第2楽章:ペトルーシュカの部屋(第二幕)

魔術師に蹴飛ばされ、場面はペトルーシュカの部屋へ。魔術師からはひどい扱いをうけ、恋をしたバレリーナからも、相手にされない。人間の心をもったペトルーシュカは、嘆き、フラストレーションをためていく。復調性でグロテスクにうごきまわる旋律が魅力的。原曲においてもピアノが活躍する楽章であり、ピアノのパートがほぼそのままの状態で移されている。

第3楽章:復活祭の市場(第四幕)

第三幕で、恋敵のムーア人にむかっていくペトルーシュカだが、逆にムーア人にうちのめされ、殺されてしまう。騒ぎ立てる聴衆に対し、魔術師は、ペトルーシュカが人形であることを説明する。しかし、人々が去り、あたりが暗くなった頃、怒りに顔をゆがめたペトルーシュカの幽霊があらわれる。魔術師はおそれ、逃げ去る。

ピアノ独奏曲用以外にも、連弾用、2台のピアノ用への編曲がある。

執筆者: 和田 真由子

楽章等 (3)

ロシアの踊り

総演奏時間:3分00秒 

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編曲0

ペトルーシュカ

総演奏時間:5分00秒 

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謝肉祭の日

総演奏時間:9分30秒 

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