Stravinsky, Igor Fyodorovich:Sonate pour piano

作品概要

作曲年:1924年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:11分00秒

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (775文字)

更新日:2007年9月1日
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ストラヴィンスキーは、ピアノソナタを2曲作曲している。一般的にストラヴィンスキーのピアノソナタとして知られ、演奏されているのは、この第2作目《ピアノ・ソナタ》である。

1924年に作曲された。

この3年後に、新古典主義宣言がおこなわれ、《プルチネルラ》に代表される新古典主義がはじまるが、ちょうど原始主義から、新古典主義への過渡的な性格をもっている。この頃、ストラヴィンスキーは、純粋な器楽による古典的な世界の構築をめざしていたため、この作品においても様式的な充実がみられる。

この《ピアノ・ソナタ》の作曲にあたり、ストラヴィンスキーは、「クレメンティ、ハイドン、モーツァルトのようなソナタ(古典的なソナタ・アレグロ形式)をめざしたものではなく、ソナタという言葉を“ソナーレ(sonore)”に由来する本来の意味で用いた。結果として、18世紀末以来の慣例となっている形式からも自由になった」と述べている。

急―緩―急の3楽章制でまとめられている(演奏時間は約10分)

第1楽章 (Crotchet = 112)

四分の二拍子-四分の三拍子 ソナタ形式。十二音階による歯切れのよい主題、全音音階による滑らかな第二主題、性格の異なるこれら2つの主題が、巧みに組み合わされ、展開していく。

第2楽章  Adagietto

四分の三拍子 歌謡3部形式 ヘ短調 スタッカートで奏される左手にのせて、装飾をともなった旋律が、ゆっくりと奏される。四分の二拍子、ト長調の中間部を経て、より多くの装飾をおびた第一主題が、再現される。

第3楽章  (Crotchet = 112)

四分の二拍子 調号はシャープ一つであるが、調性はほとんど感じられない。古典派のソナタと違い、ロンドやソナタ形式のかわりに、2声部のトッカータ風の楽章がおかれているのが特徴である。 大きくは3部分にわけられる。

執筆者: 和田 真由子

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:3分00秒 

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第2楽章

総演奏時間:5分30秒 

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第3楽章

総演奏時間:2分30秒 

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