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グリーグ :6つのノルウェーの山の歌

Grieg, Edvard Hagerup:6 Norske fjeldmelodier

作品概要

作曲年:1875年 
出版年:1875年 
初出版社:コペンハーゲン
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:5分30秒
著作権:パブリックドメイン

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (868文字)

更新日:2007年11月1日
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この作品は、《25のノルウェー民謡と舞曲 作品17》と同様に、ノルウェーの作曲家であり、オルガニスト、民俗音楽収集家でもあったL. M. リンデマン(1812-1887)の《古今ノルウェーの山のメロディー》から素材を得て編み合わされた。1875年に作曲されている。

第1曲目は<ヌメダールからのスプリングダンス>。4分の3拍子の生き生きとした性格を持つ舞曲である。右手の明快なメロディーには、ワルツを思わせる形や8分音符を連ねた左手の伴奏が添えられている。

第2曲目は<ヴァルドレスからの子守歌>。素朴なメロディーは、テノール声部が3度の並進行や反進行をするさり気ないデュエットに仕立てられている。この子守歌は、ノルウェーの民謡の中で最もよく知られているものとされている。

第3曲目は<ヴィニエからのスプリングダンス>。このスプリングダンスは、リディア旋法の色合いで和声づけされている。

第4曲目は<シューグルとトロルの花嫁>。これは、ハリングダールの民俗バラードである。その物語の大意は、「王は宮殿のてっぺんに据えられたバルコニーから遥か地平線の彼方を眺めていた。おや、すぐそこの緑美しい牧場を馬に乗ったシューグルがやって来るぞ。彼は、自分の命をトロルの彼女のために賭けている。」というものである。冒頭の和音は基本形ではなく、第2転回形があてがわれており、3声体ないしは4声体を主体として書かれている。

第5曲目は<オステルダーレンからのハリング>。このハリングは非常に活き活きとしている。保続和音の上で駆け上がる音階は前進力に溢れ、前打音を始めとする装飾音が施され、それらは曲全体に散りばめられている。

第6曲目は<千草小屋の少年と少女>。グリーグは、この曲のオリジナルを既に、《2つのノルウェー民謡による即興曲》の第1曲目でも用いている。最初に歌い始める少年は、ガンガル(歩き踊り)のリズムの特徴を持っている。そして、低音のみならず、ないせにも保続音が見られる。一方、少女の歌い振りには、スプリンガルの活き活きとしたリズムがあてがわれている。

執筆者: 齊藤 紀子

楽章等 (6)

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Baadn-laat - Vuggevise (ララバイ)

総演奏時間:1分00秒 

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ハリング

総演奏時間:0分30秒 

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