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ハイドン :ソナタ 第42番 ト長調 Hob.XVI:27 op.14-1

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.42 G-Dur Hob.XVI:27 op.14-1

作品概要

楽曲ID:2503
作曲年:1776年 
出版年:1778年 
初出版社:Hummel
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:12分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:第42番は「ウィーン原典版」の番号
※参考情報:前山仁美「ハイドンの世界」

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (342文字)

更新日:2007年8月1日
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1774-1776年にかけて作曲されたとされ、3つの楽章から成るピアノ・ソナタ。全体に明るい雰囲気を持つ。

第1楽章はアレグロ・コン・ブリオの4分の2拍子でト長調。上行音形が特徴的な第1主題には、重音による伴奏が添えられている。展開部(第58小節~)では、主として第2主題が展開される。

第2楽章はメヌエットによる。第1楽章と同じト長調で、トリオでト短調になる。また、メヌエット自体の中間部ではニ長調に、トリオの中間部では変ロ長調に転調する。

第3楽章のフィナーレはプレストの4分の2拍子で、やはりト長調で書かれている。ロンド形式。その主題は、第1楽章と第2楽章の主題と関連のあるものと考えることができる。再現される度に、より細かいリズムで変奏され、曲の終わりに向かって快活さを増していく。

執筆者: 齊藤 紀子

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:4分00秒  ステップレベル:応用6,応用7,発展1,発展2

第2楽章

総演奏時間:5分00秒  ステップレベル:応用6,応用7,発展1,発展2

第3楽章

総演奏時間:3分00秒  ステップレベル:応用6,応用7,発展1,発展2

解説0

編曲0