ブルクミュラー(ブルグミュラー) :25の練習曲 牧歌 Op.100-3

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:25 Etudes faciles et progressives, conposées et doigtées expressément pour l'étendue des petites mains La pastorale Op.100-3

作品概要

楽曲ID:20804
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:牧歌
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:表記ゆれの例: パストラル パストラール

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎4 基礎5 応用1 応用2

楽譜情報:27件
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解説 (3)

演奏のヒント : 大井 和郎 (618文字)

更新日:2022年10月17日
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多くの考え方があるとは思いますが、筆者はこの曲の伴奏形をペダルで繋ぎます。この曲のメロディーラインの1拍目は付点4分音符であることが多く、その音はその和音の構成音ですので、1拍目はペダルを踏み続けて構いません。メロディーラインの2拍目は多くの場合、スケールやアルペジオですので、濁りが気になる場合はペダルを控えめにするか全く付けない場合も考えられます。

いずれにせよ、左手の伴奏形は音数も多く、ppで弾かなければ右手の旋律を消してしまいますね。ですから、弱く弾いても和音の音が抜けたりしないようにトレーニングしておきます。そしてこの1拍目の和音の連打をスタッカートで演奏する演奏がしばしば見られます。それは否定はしませんが、筆者はこの曲そのものが跳躍的で舞踏的とは考えませんので、なめらかにペダルで繋ぎます。色々と試してみてください。

その上で、この曲を演奏するために2つの重要なポイントを述べます。

1 冒頭2小節間をどのように弾くか

冒頭右手のソロで始まりますが、この2小節間をどのように演奏するかで曲が全く変わってきます。くれぐれも、機械的に硬くならず、平坦にならず、ルバートを使い、即興的に、歌のように弾きます。

2 23-26小節間をどのように弾くか

この曲がピークポイントに達する場所です。曲中最も大切な場所です。遠慮せずにクレシェンドをかけてフォルテに達してください。多少のブローディング(テンポを若干落とすこと)も是非欲しい所です。

執筆者: 大井 和郎

解説 : 佐藤 卓史 (531文字)

更新日:2022年1月31日
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楽曲分析図 : 飯田 有抄 (12文字)

更新日:2018年3月15日
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牧歌
中冨 海翔(入選)

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