ブルグミュラー :25の練習曲 牧歌 Op.100-3

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:25 Etudes faciles et progressives, conposées et doigtées expressément pour l'étendue des petites mains La pastorale Op.100-3

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:牧歌
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎4 基礎5 応用1 応用2

楽譜情報:19件
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解説 (2)

解説 : 佐藤 卓史 (531文字)

更新日:2022年1月31日
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 「パストラーレ」とは「田園風」の意味で、ベートーヴェンの 交響曲第6番『田園』以降、ロマン派の理想概念のひとつ「自然の描写」の標語として用いられるようになりました。その特徴は、はるか彼方まで続く田園風景を表した「保続低音」で、この曲でも3~8小節では主音(G)が、11~14小節では(バス声部ではないものの)属音(D)が保続されています。この保続音が消えるポイント、10小節と15小節は音楽が大きく動く場所です。 再現時の23小節の、IV度調のドミナントの広がるような響きもよく味わいましょう。

演奏のポイント(原典 ♩. =66)  

 冒頭の右手のソロは、弦楽器のレガートをイメージして。3小節以降は4小節単位のフレーズを意識しながら、羊飼いの歌のように自由に歌ってみましょう。メンデルスゾーンの『無言歌』へと通じていく、ロマン派の基本的なメロディーの歌い方がこの曲で習得できます。左手の和音連打は決して スタッカートにならないように。緩やかに押し下げ、鍵盤の重さで押し上げられるような繊細なタッチで「WAWAWAWA〜」という柔らかい響きが実現します。15小節の左手と16小節の右手は会話するように。

(東音版「ブルグミュラー25の練習曲」(NS70)より)

執筆者: 佐藤 卓史

楽曲分析図 : 飯田 有抄 (12文字)

更新日:2018年3月15日
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牧歌
中冨 海翔(入選)

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