
解説:飯田 有抄 (326文字)
更新日:2010年1月1日
解説:飯田 有抄 (326文字)
ドイツのレーゲンスブルグで生まれ、26歳のときにパリに渡り、マロール・ザン・ウルポア村のボーリューで没する。本格的な作品としてはバレエ音楽「ペリ」があるが、ピアノ教育用の小品 op. 100, 105, 109で知られている。パリではサロン音楽家、教育者として活躍。ヨーロッパではブルグミュラーといえば父のヨハン・アウグスト・フランツ、もしくは弟のノルベルトを指す。日本では、ピアノ学習者のバイブル的存在 「25の練習曲 op. 100」の作曲家としてあまりに有名。長年にわたるその人気が示すとおり、op. 100は丹精で無駄のないテクニックと情感豊かな表現力を要求し、ピアノ教育史において重要な功績をはたしている。
作品(116)
ピアノ独奏曲 (20)
ロンド (12)
曲集・小品集 (11)
練習曲 (3)
幻想曲 (12)
変奏曲 (14)
ワルツ (16)
ギャロップ (4)
その他の舞曲 (7)
ディベルティメント (4)
性格小品 (6)
ピアノ合奏曲 (3)