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フォーレ :ノクターン 第11番 Op.104-1 嬰ヘ短調

Faure, Gabriel:Nocturne No.11 fis-moll Op.104-1

作品概要

作曲年:1913年 
出版年:1913年 
初出版社:Durand
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ノクターン
総演奏時間:4分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (2)

成立背景 : 白石 悠里子 (470文字)

更新日:2014年5月20日
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「ノエミ・ラロの思い出に En souvenir de NOÉMI LALO」(※)。13曲あるノクターンのうちで唯一特別なタイトルをもつ《ノクターン》第11番は、《舟歌》第10番11番と同じ1913年に作曲された。この年の3月に1907年から着手していたオペラ《ペネロープ》が初演を迎えたことで、フォーレは《9つの前奏曲》作品103(1909-1910)以来やや遠のいていたピアノ曲の創作にも再び取り組み始めた。

ノエミとフォーレの直接的な交友関係の詳細は不明である。しかし、彼女がピエール・ラロ(1866-1943)という、作曲家エドゥアール・ラロ(1823-1892)の息子で「ル・タン」紙の音楽批評家だった人物の妻であったこと、そして彼女の母親がフォーレの歌曲をしばしば初演した声楽家のアンリエット・フックスであったことから、ノエミとフォーレが親しい関係にあったことは容易に想像できる。

※ニューヨークのモルガン・ライブラリー所蔵の自筆譜の表紙では「à la mémoire de Noémi Lalo」という別の表記がなされている。

執筆者: 白石 悠里子

楽曲分析 : 白石 悠里子 (1118文字)

更新日:2014年5月20日
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