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プーランク :2台のピアノのためのソナタ FP156

Poulenc, Francis:Sonate pour 2 pianos

作品概要

作曲年:1952年 
楽器編成:ピアノ合奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:24分30秒

解説 (1)

執筆者 : 永井 玉藻 (741文字)

更新日:2015年6月9日
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1952年秋から翌53年春にかけて作曲された。作品は、2人のアメリカ人ピアニスト、アーサー・ゴールドと、ロバート・フィッツダールに献呈されている。作曲家とこの2人のピアニストは1947年から親交があり、プーランクは彼らを「ボーイズ」「キディーズ」と呼んでいた。彼らは1949年から、プーランクの《2台ピアノのための協奏曲》をコンサートのレパートリーとしており、同年6月に2人がパリで初のコンサートを行った際、プーランクが舞台裏に現れ、2台ピアノのソナタの提供を申し出たという。作品は、まずロンドンのウィグモア・ホールで1953年11月2日に世界初演され、続いて11月24日に、パリのサル・ガヴォーでフランス初演された。なお、2人のピアニストは、のちにアメリカにおけるプーランクのピアノ作品の普及者として、重要な役割を果たすことになる。  作品は、第1楽章「プロローグ(極めて遅く、そして静かに)」、第2楽章「アレグロ・モルト(とてもリズミックに)」、第3楽章「アンダンテ・リリコ(遅く)」そして第4楽章「エピローグ(アレグロ・ジョコーソ)」の4つの楽章で構成されている。プーランクについての伝記を世界で初めて執筆したアンリ・エルは、この2台ピアノのためのソナタを、「最も完全にプーランク的な作品で、彼そのものを見出すことが出来るものの一つ」としている。実際に、この作品においては、《2台ピアノのための協奏曲》や、《ミサ曲》(FP 89、1937年作曲)に登場する動機などが見られ、さらには、1961年に作曲されることになる《テネブルの7つの応答》(FP 181)で用いられる動機も、すでに登場している。2台ピアノのための作曲において、プーランクが得た経験と知識が結集した作品である。

執筆者: 永井 玉藻

楽章等 (4)

第1楽章

総演奏時間:7分00秒 

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第2楽章

総演奏時間:5分00秒 

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第3楽章

総演奏時間:7分30秒 

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第4楽章

総演奏時間:5分00秒 

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