モーツァルト : ピアノ協奏曲 ト長調 K.107-2
Mozart, Wolfgang Amadeus : Konzert für Klavier und Streicher G-Dur K.107-2
作品概要
楽曲ID:1399
作曲年:1772年
楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ)
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:8分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
作曲年:1772年
楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ)
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:8分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
執筆者 : 稲田 小絵子
(460 文字)
更新日:2008年3月1日
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執筆者 : 稲田 小絵子 (460 文字)
更新日:2008年3月1日
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ピアノ協奏曲第1~4番と同様、他人のピアノ・ソナタの編曲である。この作品の原曲にはそれぞれ、ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-82)の6曲のピアノ・ソナタ作品5から、第2、第3、第4番が取り上げられている。
クリスティアン・バッハはJ. S. バッハの末子で、最終的に活躍した地名から「ロンドンのバッハ」と呼ばれる。ミラノで勉強を重ねた彼の音楽は、イタリア風の優美で明るいギャラントな様式を特徴とし、モーツァルトに多大な影響を及ぼしたと考えられている。モーツァルトが彼と親しくなったのは、1764年から翌年にかけてロンドンに滞在した際、すなわち8歳のときであった。
この3つのピアノ協奏曲(K.107)は独奏ピアノ(チェンバロ)とヴァイオリン2部、そしてバスという簡素な編成で、原曲を大きく改作することなくその雰囲気を保持している。第2曲は、流麗な主題の耳に心地よい第1楽章と、独奏ピアノと弦楽による奥行きをみせながら変奏される第2楽章(主題と4つの変奏)から成る。モーツァルト自身によるカデンツァは残されていない。
執筆者:
稲田 小絵子
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