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ラヴィーナ :2つのナポリ民謡によるサロン用幻想曲 Op.5

Ravina, Jean Henri:Fantaisie de salon sur deux airs napolitains Op.5

作品概要

作曲年:1842年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:幻想曲
総演奏時間:6分30秒

解説 (1)

執筆者 : 上田 泰史  (350文字)

更新日:2011年5月18日
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タイトルに見られる「二つのナポリの主題」とは、有名なナポリ民謡《下の窓》Fenesta vasciaと《ピエディグロッタの祭り》La festa di Piedigrottaである。前者はいまなお好んで歌われる。この種の民謡は当時のヴィルトゥオーゾたちが好んで変奏の素材とし、ラヴィーナ以前にはアルカンが《ナポリの舟歌による幻想曲風ファンタジー》(1834出版)で、リストが《ヴェネツィアとナポリ》(1840初稿作曲)で《下の窓》の旋律を使用している。ラヴィーナの曲は「ナポリの主題」に伴奏づけした部分と、主題の拍子やモチーフを踏襲したいくつかの自由な創作部分からなる。平明な和声の上で動くきらびやかで急速なパッセージの扱いは、ラヴィーナ独特の流儀というよりは音楽院の先輩 H. エルツのそれに近い。

執筆者: 上田 泰史 

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