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バルトーク :ピアノ協奏曲 第3番 ホ長調 BB 127 Sz 119

Bartók, Béla:Piano Concerto no.3 E-Dur BB 127 Sz 119

作品概要

楽曲ID:129
作曲年:1945年 
楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) 
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:23分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (2)

総説 : 舘 亜里沙 (512文字)

更新日:2018年3月12日
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未完成の《ヴィオラ協奏曲》Sz120とともに、バルトークの最後の創作であり、最晩年の1945年7月~8月を中心に作曲された。《ヴィオラ協奏曲》が草稿段階だったのに対してこの《ピアノ協奏曲第3番》は最後の17小節の略記を残してほぼ完成しており、弟子のティボール・シェルリー Tibor Serlyによって終止線が引かれた(草稿に留まった《ヴィオラ協奏曲》もこのシェルリーが補筆完成させ、現在ではヴィオリスト達のレパートリーの一つとなっている)。  1940年にアメリカへ移住したバルトークの晩年は、しばしば「悲劇的であった」と言われ、実際、彼は収入面・健康面のどちらにも恵まれない状態であった。しかしながらこの《ピアノ協奏曲》は、そのような彼の現実を感じさせないような、軽やかで澄んだ響きと、時おり爆発的と言えるほどの情熱的な響きに満ちている。バルトークは当初この作品を、妻ディッタ・パーストリ=バルトークに捧げるつもりであった。だが初演は1946年に、バルトークの弟子であったピアニストであるジェルジ・シャーンドル György Sándorが務めており、ディッタ夫人は1960年代に入ってようやくこの曲の録音を残している。

執筆者: 舘 亜里沙

楽曲分析 : 舘 亜里沙 (834文字)

更新日:2018年3月12日
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楽章等 (3)

第1楽章 Sz.119

総演奏時間:7分30秒 

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第2楽章 Sz.119

総演奏時間:9分30秒 

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第3楽章 Sz.119

総演奏時間:6分30秒 

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