メンデルスゾーン :練習曲 (前奏曲) U 125 ヘ短調
Mendelssohn, Felix:Etüde (Präludium) f-moll U 125
執筆者 : 和田 真由子 (209文字)
メンデルスゾーンの師であり、友人でもあるモシュレスの勧めで書かれた。モシュレスが音楽学者フェティスと共に出版した教本『Methode des methods』に掲載されている。
プレスト・アジタート、4分の4拍子。両手でアルペッジョの伴奏を弾きわけながら、ソプラノで力強い旋律がたっぷりと奏される。旋律を叙情的に浮き立たせることはもちろん、低音の動きを意識しつつ、アルペジオによる音の変化も感じて、音楽的に演奏されたい。
楽譜 【ミュッセ】Breitkopf & Hartel 掲載楽譜:Werke für Klavier zu Zwei Händen
楽譜 【ミュッセ】Peters 編集・校訂:Kullak, Theodor 掲載楽譜:Mendelssohn Klavierwerke III
楽譜 【ミュッセ】Peters 編集・校訂:Kullak, Theodor 掲載楽譜:Mendelssohn Etude (1836) F minor