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メンデルスゾーン :7つの性格的な小品 Op.7 U 44, 55, 56, 59-62

Mendelssohn, Felix:7 Charakteristische Stücke Op.7 U 44, 55, 56, 59-62

作品概要

楽曲ID:1112
作曲年:1827年 
出版年:1828年 
初出版社:Laue, Berlin
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:26分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (1136文字)

更新日:2007年10月1日
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1827年~29年にかけて作曲された。ピアノの師である、L.ベルガーに献呈された。対位法的な手法が多くみられ、バッハからの大きな影響がみられる。

1. やさしく感情をこめて ホ短調 / op.7-1 "Sanft und mit Empfindung"

バッハを想起させるもの悲しい旋律が、やさしく感情をこめて歌われる。4声体であるので、各声部ごとの音の動きを意識し、バランスに気をつけながら、主要な旋律をたっぷりと奏するようにしたい。

2.激しい動きで ロ短調 / op.7-2 "Mit heftiger Bewegung"

冒頭から広い音程で16分音符が激しく動くが、主要な音の動きを浮き立たせて弾く必要がある。また、同じ音形が続くことで、緊張感が高まっていくが、ここでは、奏法がパターン化しないように注意が必要である。フレージングにあわせてエネルギーの使い方や呼吸のタイミングを工夫するとよいだろう。

3.力強く燃えるように ニ長調 / op.7-3 "Kraftig und feurig"

フーガの技法が用いられている。多声でかかれてはいるが、和音によって音が動く場合が多いため、比較的弾きやすくなっている。和音は、横の動きとともに、縦の音程のバランスにも注意を払いたい。

4.速く軽快に イ長調 / op.7-4 "Schnell und beweglich"

冒頭の16分音符は、パラパラとしたタッチで速く軽快に。中間部はそれとは対照的にマルカートで力強く展開していき、広がりのある響きをつくる。

5.フーガ-まじめに、しだいに生気を加え イ長調 / op.7-5 "Fuge - Ernst und mit steigender Libhaftigkeit"

7曲中、最も長く、8分弱の演奏時間を要する。メンデルスゾーンがタイトルをつけているように、フーガの技法によってかかれている。それぞれの声部で主題が模倣されながら、穏やかに曲が進む。前半は長音音符が目立つが、それらが縮小されることで、しだいに生気を増していく。最後は、完全に和音による音の動きに変わり、力強く曲を閉じる。

6.あこがれに満ちて ホ短調 / op.7-6 "Sehnsuchtig"

4声体でかかれており、憂いに満ちた旋律が旋律で静かにたっぷりと歌われていく。内声を充実させることで、より音楽的な表現ができるだろう。

7.軽やかに、風通しよく ホ長調 / op.7-7 "Leicht und luftig"

第6曲とは対照的な明るさをもった曲。冒頭から、8分音符が左右交互の手で非常に軽やかに奏される。また調が次々に変化することで、曲の面白みを増している。メンデルスゾーンらしい親しみをもった、愛らしい小品。

執筆者: 和田 真由子

楽章等 (7)

やさしく感情をこめて Op.7-1 U 44

調:ホ短調  総演奏時間:3分00秒 

解説0

楽譜0

編曲0

激しい動きで Op.7-2 U 55

調:ロ短調  総演奏時間:2分00秒 

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編曲0

力強く燃えるように Op.7-3 U 56

調:ニ長調  総演奏時間:3分30秒 

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速く軽快に Op.7-4 U 59

調:イ長調  総演奏時間:3分30秒 

解説0

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フーガ-まじめに、しだいに生気を加え Op.7-5 U 60

調:イ長調  総演奏時間:7分30秒 

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あこがれに満ちて Op.7-6 U 61

調:ホ短調  総演奏時間:3分00秒 

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軽やかに Op.7-7 U 62

調:ホ長調  総演奏時間:4分00秒 

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