ホーム > ピアノ曲事典 > コルンゴルト > ドン・キホーテ

コルンゴルト :ドン・キホーテ

Korngold, Erich Wolfgang:"Don Quixote" Sechs Charakterstücke für Klavier zu zwei Händen

作品概要

作曲年:1909年 
出版年:1909年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:13分00秒

解説 (1)

執筆者 : 中村 伸子 (601文字)

更新日:2011年6月8日
[開く]

セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』を読んだ幼いコルンゴルトが、その物語を6つの組曲へと編んだピアノ独奏作品。1907年に友人の詩に作曲した独唱とピアノのためのカンタータ『死』が元となっている。冒頭で現れる特徴的な3つの和音のモティーフは、組曲全体をまとめるライトモティーフとしての役割を持つ。作曲当時、コルンゴルトはツェムリンスキーに師事し始めてはいたが、まだ管弦楽法のレッスンを受けていない。それにも関わらず、とりわけ第1曲に見られるような色彩感豊かな曲想は驚くべきものである。また、第2曲目におけるサンチョ・パンサの乗るロバ(ルシオ)の鳴き声を模したと見られる音型や、第4曲におけるドゥルシネア姫の美しさを讃えた甘い旋律は、あたかも音で絵を描くかのようであり、後に劇音楽の分野で活躍することとなる彼の端緒をここに見ることができる。

この作品は当初公には出版されず、同じころに作られた他の曲(『雪だるま』ピアノ・ソナタ第1番)と共に、R. シュトラウスやマーラーをはじめとする音楽関係者数十名に送られた。その序文には父ユリウスのことばで、この作品が12歳の少年によって1909年の夏休みに作曲されたことが記されている。初演は1910年夏、ザルツブルク音楽祭期間中にHotel Österreichischer Hof(現ホテル・ザッハー)で開かれた限定公開の演奏会にて、作曲者本人によってなされた。

執筆者: 中村 伸子

楽章等 (6)

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

ルシオに乗ったサンチョ・パンサ

総演奏時間:1分30秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

ドン・キホーテの出発

総演奏時間:1分10秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

トボソのドゥルシネア姫

総演奏時間:1分30秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

冒険

総演奏時間:2分40秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

ドン・キホーテの改心と死

総演奏時間:2分30秒 

動画(0)

解説(0)

楽譜(0)

現在視聴できる動画はありません。  

楽譜

楽譜一覧 (0)

現在楽譜は登録されておりません。