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仲村渠 悠子 Nakandakari, Yuko

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  • プロフィール (1550文字)

  • 沖縄県那覇市に生まれる。
    幼少期よりピアノをはじめ、即興演奏を得意とする。

    桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学音楽学部、同研究科を最高点にて修了。ドイツデトモルト音楽大学首席卒業、ドイツ国家演奏家資格取得。これまで上地昇、大坪サイ、日比谷友妃子、高良芳枝、ミハイル・ボスクレセンスキー、ジャン・エッフラム・バブゼ、アナトール・ウゴルスキー、アンドラーシュ・シフらに師事。

    2003年にドイツに留学、卒業後は、デトモルト音楽大学のコレぺティトアとして後進の指導にあたる他、ドイツ国内、ギリシャ、韓国、中国にてオーケストラとの共演、室内楽、ソロの演奏活動を行う。

    通常のソロリサイタルにオリジナル曲を交え、観客から与えられるテーマをもとに即興演奏するという独自の演奏スタイルは、「Grosse Talent(大きな才能)」「Yukos schöne Welt(悠子の美しい世界)」「Meisterin der Tasten(鍵盤のマエストロ)」 等、ドイツ国内の新聞各社に取り上げられる。2015年6月には、自作のトリオ「3つの小品」が、ドイツリートベルクの修道院にて演奏された。

    伴奏者としての信頼も厚く、これまでにヨゼフ・キス(デトモルト音大オーボエ教授)、イ・チョルウォン(延世大学トロンボーン教授)、キム・ウォンスン(トランペット奏者)、工藤すみれ(ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者)、村上淳一郎(ケルンWDR交響楽団首席ビオラ奏者)ら様々な音楽家と共演を重ねている。

    2016年9月、第6回 Sejong Dream Tree Korean Traditional Orchestra(韓国の伝統楽器によるオーケストラ) & Sejong Dream Tree Orchestra 合同コンサートにてオーケストラとピアノ一台用(オリジナルはピアノ2台)に編曲された「サンサーンスの動物の謝肉祭」を演奏。同年11月には、韓国の国立アジア文化殿堂より第1回 Anniversary Performing Arts-Festival in Gwangju に招待され若いピアニストたちへの指導、および韓国新進気鋭の作曲家キム・ウンヘ、ハン・デソブ、イ・ムンソク等の四手連弾作品を披露。

    2019年「仲村渠悠子コンサートシリーズ Vol.1」をパレット市民劇場(沖縄)にて開催。同年12月、中国・長春にてリストピアノ協奏曲第一番を、吉林省東北師範大学オーケストラと共演。吉林省東北師範大学にて、即興演奏特別授業を行う。

    2021年2月、夫チョウ・ジャンフン氏(指揮者、作曲家)と共に「仲村渠悠子オーケストラプロジェクト~音のスケッチ~」を企画。オーケストラとピアノ用に編曲された自作品を収録。

    現在、12年のドイツ生活を終え、沖縄を拠点に様々なスタイルの演奏活動に挑戦する傍ら、自宅教室にて後進の指導にも力を注いでいる。

    【賞歴】
    1992年度PTNAピアノコンペティション全国大会E級 銅賞・全日空賞・ソニー賞
    第5回おきでんシュガーコンクール新人演奏会 優秀賞
    第13回彩の国埼玉ピアノコンクール一般の部 1位・県知事賞
    第10回日本国際室内楽コンクール 4位
    ギリシャ レシムノン ザイラー国際ピアノコンクール ディプロマ賞
    【関連職歴】
    ドイツデトモルト音楽大学非常勤講師(2009~2010年)
    ドイツデトモルト音楽大学講師(2010~2015年)
    沖縄県立芸術大学非常勤講師(2021年~)
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    演奏音源一覧(9)

    参考動画 (9)