ショーソン 1855-1899 Chausson, Ernest
解説:宮本 優美 (470文字)
更新日:2007年5月1日
解説:宮本 優美 (470文字)
フランスの作曲家。1855年パリに生まれ、経済的不自由のない環境で育てられる。家庭教師の影響で絵画に興味を持ち、展覧会や演奏会に通い始める。また、15歳の頃からサロンに出入りしシューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、バッハ、ベートーヴェンの曲に出会う。
両親の強い勧めで75年、法律学校に入学。わずか半年後に首席で卒業、その後博士号を取得、77年には弁護士に任命される。しかし彼は弁護士の道を選ばず、79年にパリ音楽院に入学しマスネの弟子となる。また、非公式にフランクの授業を聴講し、尊敬していた。ドイツに赴いてワーグナーのオペラを聴いたことも彼に大きな影響を与えた。
83年に結婚、幸せな家庭生活を送り、86年には国民音楽協会の書記に就任。彼のパリのサロンには詩人のマラルメ、作曲家のドビュッシーやアルベニス、演奏家のコルトーらが集まった。経済的に恵まれていたショーソンは、作曲家仲間のドビュッシーらに援助をすることもあった。歌曲、室内楽曲、合唱曲、劇音楽、オペラ、交響曲など活発に作曲活動を続けていたが、99年6月、44歳で事故死した。
作品(10)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
協奏曲 (1)
動画0
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楽譜0
編曲0
ピアノ独奏曲 (6)
フーガ (1)
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室内楽 (2)