シマノフスキ 1882-1937 Szymanowski, Karol Maciej

解説:実方 康介 (378文字)
更新日:2010年1月1日
解説:実方 康介 (378文字)
現ウクライナに領地を持つポーランド貴族の家庭に生まれた。活動両親とも芸術に対する造詣は深く、自然と音楽に親しんだ。この時代のポーランドにあっては急進的な傾向を持ち続けたため、若年期は当時保守性の強かった祖国ポーランドを離れ、主に国外を活動拠点とした。しかし晩年近くの1929年にはワルシャワ音楽院の校長に就任した。
その創作期はほぼ3つに分けることができる。1908年にベルリンを離れるまでの時期、ショパン、ブラームス、レーガー、リヒャルト・シュトラウス等の中後期ロマン派の影響を受けた作風を持つのが第1期。イタリアやパリを拠点として地中海地方を旅行し、オリエンタリズムとストラヴィンスキーやドビュッシーの影響が混在する個性的な作風を見せるのが第2期。ポーランド独立後祖国に戻り、そこで民俗音楽の研究に傾倒し、その影響下にある作品を生み出すのが第3期である。
作品(19)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
ピアノ独奏曲 (9)
ソナタ (3)
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曲集・小品集 (2)
練習曲 (2)
変奏曲 (2)
マズルカ (2)
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室内楽 (2)