作品概要
解説 (1)
執筆者 : 和田 真由子
(699 文字)
更新日:2007年8月1日
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執筆者 : 和田 真由子 (699 文字)
バルトークの創作欲がもっとも充実した時期、1926~39年にかけて作曲された。
全6巻153曲からなる。ディッタ・パーストとの再婚によって得た息子ペーテルのための
ピアノの教則用の練習曲として着想された(1、2巻は息子に献呈されている)。
第1巻 36曲(1~36番)
第2巻 30曲(37~66番)
第3巻 30曲(67~96番)
第4巻 25曲(97~121番)
第5巻 18曲(122~139番)
第6巻 14曲(140~153番)
1~3巻はピアノ初心者向けに使用できる。また、第4巻は、《アンナ・マグダレーナ》や同程度のチェルニーの教則本とあわせて使うとよいとされている。曲集は巻を追うごとに難易度、芸術性を増しており、とりわけ第5巻以後は、演奏会用小品のレベルである。
旋法や五音音階、全音音階などの使用、不規則なリズムや、拍子の変化、不協和音の使用などが特徴的である。伝統的な教材とは異なる、これらの現代的な要素に慣れ親しむための課題として、最適だろう。
37.リディア旋法で
38~39.スタッカートとレガート
40.ユーゴスラビア風に
41.伴奏付き旋律
42.分散和音の伴奏
43.ハンガリー風に
44.反進行
45.瞑想曲
46.拡大~縮小
47.大きな市
48.ミクソリディア旋法で
49.クレッシェンド~ディミヌエンド
50.メヌエット
51.波動
52.ユニゾンを両手で
53.トランシルヴァニア風に
54.半音階
55.リディア旋法の3連音符
56.10度音程の旋律
57.アクセント
58.東洋風に
59.長調と短調
60.保続音付きカノン
61.5音音階の旋律
62.短6度の平進行
63.つぶやき
64.線と点
65.対話
66.旋律の分奏
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