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ブランカフォルト :内なる歌 第1集

Blancafort (de Rosselló), Manuel:Cants intims, I

作品概要

作曲年:1918年 
出版年:1924年 
初出版社:Senart
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:18分00秒

解説 (1)

執筆者 : 相川 拓也  (630文字)

更新日:2018年3月8日
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1918年から1920年にかけて作曲されたピアノ曲集「内なる歌」第1集は、青春の憂鬱とでもいえるような、ナイーヴな内面世界をしみじみと歌った魅力ある小品集。1920年に結婚した妻エレーナ・パリスに捧げられている。どの曲も1~2ページ程度と短く、小節線や拍子記号の省略された簡潔な譜面が特徴的である。各曲の標題(楽譜右肩に小さく添えられている)、調性などは以下のとおりである。

1. また、しおれた花を見つけた

速く。嬰へ短調。4度の響きが印象的な舞曲。

2. 海辺へ休みにいくと、一面の曇り空だった……

静かに。ハ長調。5度を中心とした平明な響きの主部と、短調で憂いを含んだ中間部が組み合わせられる。

3. 涙

ゆっくりと - 激しく。イ短調。こぼれ落ちるようなアルペジオに乗せて、息の長いシンプルなメロディが歌われる。

4. 僕は独りで、そして悲しい

簡潔に。ホ短調。繊細なメロディが切々と歌われる。

5. 苦しく嘆いて

ゆっくりと、苦しげに。ニ短調。2度を多用した重苦しい響きの曲。

6. 何かに安らぎ見つかるだろうか

不安げに。嬰ト短調。落ち着きなく揺らぐオスティナート。中間部は哀歌になる。

7. 僕は君を許した

ゆっくりと、苦しげに。イ短調。付点のリズムか重苦しい心情を表現する。コーダではフォルテに至り、最後は救いを感じさせるイ長調へと消え入るように終始する。

8. 母は歌い、ゆりかごは揺れる

安らかに。ハ長調。シチリアーノの揺らぎに乗せて、終始おだやかに組曲全体を締めくくる。

執筆者: 相川 拓也 

楽章等 (8)

また、しおれた花を見つけた

総演奏時間:1分30秒 

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総演奏時間:2分30秒 

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僕は独りで、そして悲しい

総演奏時間:1分30秒 

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苦しく嘆いて

総演奏時間:3分00秒 

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何かに安らぎ見つかるだろうか

総演奏時間:2分00秒 

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僕は君を許した

総演奏時間:2分30秒 

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母は歌い、ゆりかごは揺れる

総演奏時間:2分30秒 

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