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ショパン :マズルカ風ロンド Op.5 CT193 ヘ長調

Chopin, Frederic:Rondo à la Mazur F-Dur Op.5 CT193

作品概要

作曲年:1826年 
出版年:1828年 
初出版社:Brzezina
献呈先:Comtesse Alexandrine de Moriolles
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ロンド
総演奏時間:9分30秒

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (279文字)

更新日:2007年9月1日
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この曲はアレクサンドリーヌ・ドゥ・モリオール伯爵令嬢に捧げられている。

ヴィヴァーチェのヘ長調で書かれたこのロンドは、4分の3拍子で、4小節の序奏で開始する。ロンド主題は全部で3回奏される。タイトルに明記されているように、ポーランドの民族舞踊の1種、マズルカの性格を備えたロンド主題となっている。この主題は、リディア旋法が特徴的で、マズルカの1種、マズルの雰囲気をもつ。そして、この主題に挿入される副主題は、3連音符による連打が特徴的で、同じくマズルカの1種、オベレクの雰囲気をもつ。

※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。

執筆者: 齊藤 紀子