作品概要
解説 (1)
執筆者 : 塚田 花恵
(445 文字)
更新日:2010年4月1日
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執筆者 : 塚田 花恵 (445 文字)
更新日:2010年4月1日
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【作曲】1829年
【出版】1869年にワルシャワ(出版社:Kaufmann)、1870年にマインツ(出版社:Schott)で出版
ショパンは、1829年に音楽院での勉強を終えた。修了の際の報告書において、エルスネル教授は、ショパンについて「格別の天分??音楽的天才」という評価を記している。またこの年の7月には、ショパンはヴィーンで2回の演奏会を行い、成功を収めている。
ワルシャワ時代の最後のポロネーズは、このように国外でも名声が高まりつつあった時期に作曲された。自筆譜は現存しないが、ショパンの親友ティトゥスのアルバムに含まれていたと推測されている。
複合三部形式。全体は、A(1-58小節)-B(59-128小節)-A(1-58小節)の三部に分けられ、各部分がさらに三部に分けられる。調性は、A部分がGis-dur、B-dur、Gis-dur、B部分はes-moll、E-dur、es-mollになっている。B部分ではエンハーモニックを使用した大胆な転調あり、劇的な効果を作り出されている。
執筆者:
塚田 花恵
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