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シューマン, クララ :ロマンスと変奏 Op.3

Schumann, Clara:Romance varie Op.3

作品概要

作曲年:1831年 
出版年:1833年 
初出版社:Hofmeister
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:無言歌(ロマンス)
総演奏時間:11分30秒

解説 (1)

執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (414文字)

更新日:2010年1月1日
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クララが初めてローベルトに献呈した作品。そしてこのテーマからは、この二人の密な関係が窺い知れる。このテーマが初めて現れるのは、1830年のローベルトの日記の中である。おそらくそれを聞いたクララが、この作品3で用いたのだろう。クララは次のような手紙とともに楽譜をローベルトへ送った。「このちっぽけな楽想をあなたが巧みに作曲してくだされば、わたしの側の過ちも報われるというものです。そうしていただけないかしら。早くその曲を弾いてみたくてたまりませんわ。」そして実際、ローベルトは作曲した。しかしその時、もともとは自分のメロディーだったことを忘れていたのだろう、題名は《クララ・ヴィークのロマンスによる即興曲》作品5となっている。

クララの作品は、次々に曲想やテンポ、調性が変わり、プロローグやカデンツァを含んだ比較的大きな変奏曲である。非常に華やかであるが、サロン音楽のようなこれ見よがしに飾り立てているように感じられるところもある。

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