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山田 耕筰 :壷の一輪

Yamada, Kōsaku:PIERRETTE. PETIT FLEUR DE CAMELIA

作品概要

作曲年:1917年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:1分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (2)

楽曲解説 : 丸山 瑶子 (984文字)

更新日:2018年3月28日
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《ただ流れよ》の翌日に作曲され、寺崎悦子に献呈された。

連作「ピアノのための詩曲(ポエム)」に続き、1915年ごろから山田は「短詩曲(プチ・ポエム)」という言葉と日付が付されたピアノ小品を書くようになる。後藤(『山田耕筰―作るのではなく生む―』東京:ミネルヴァ書房、2014年)によれば、山田は「プチ・ポエム」を「日記の一頁」と呼んでおり、「音による日記」と位置付けられている。その後、次第に作品には詩的標題がつけられるようになり、1916年作曲の《プチ・ポエム第9番》以降の作品からは叙情的表題のみが与えられるようになっていく。《ただ流れよ》、《壺の一輪》などの1917年の作品群がその一例である。

プログラムノートの説明では、友人宅の庭の椿の愛らしさに魅かれた山田がそれを壺に差してピアノの上に置き、演奏を始めようとしたところに感じた花に対する愛しさが短い詩とともに綴られている。なお《壺の一輪》その他いくつかの作品にはフランス語の表題がつけられているが、後藤はこれを印象派の作品に対する意識の現れかと推察している。

Composed in May, 1917, dedicated to Etsuko, Terasaki. In the program note for the recital of his works in July, 1917, one tanka ( Japanese short poem) was cited: Yamada explained this tanka was the font of the music.

On the autograph manuscript, however, there are not only this tanka, but also the other one, both of those are assumingly by Etsuko Terasaki.

It is supposed that Yamada’s afection toward Etsuko seemed to growth during this period. If this speculation is right, these tankas may witness their growing intimacy?

執筆者: 丸山 瑶子

About work(s) : 丸山 瑶子 (1168文字)

更新日:2018年4月18日
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杉浦 菜々子

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