諸井 三郎 :ピアノのための組曲
Moroi, Saburo:Suite for Piano
執筆者 : ピティナ・ピアノ曲事典編集部 (185文字)
Ⅰ 序 Moderato energico 7度音程を基調とした激しくメカニカルな曲。
Ⅱ 詞なき歌 Lento cantabile 重い気分の底に激しい感情をたたえた2部形式。
Ⅲ 諧謔的なロンド Allegro e molto ritmico 運動的なロンド形式。
半音階の多用により、全体に重く暗い雰囲気を持つ作品。戦時下という時代背景との関わりを考えずにはいられない。
解説 : 杉浦 菜々子 (166文字)
1942年作曲。この時期の諸井の交響曲を初めとする諸作品同様に、戦争へ向かう暗晦な世相を反映するかのような陰鬱さや不安感、焦燥感が感じられる。
1.序 Moderato energico
2.詞なき歌 Lento cantabileーAndante cantabile
3.諧謔的なロンド Allegro e molt ritmico
第1番 序
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編曲0
第2番 詞なき歌
第3番 諧謔的なロンド
ピアノのための組曲 第1番
ピアノのための組曲 第3番 諧謔的なロンド
ピアノのための組曲 第2番 詞なき歌
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