シューベルト : 12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズ ワルツ 第6番 D 145 Op.18
Schubert, Franz : 12 Walzer, 17 Ländler und 9 Ecossaisen Walzer No.6
作品概要
解説 (2)
解説 : 池田 愛美
(91 文字)
更新日:2022年2月28日
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解説 : 池田 愛美 (91 文字)
更新日:2022年2月28日
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4分の3拍子、ロ短調。バス音(1拍分)+重音(2拍分)で構成された左手の伴奏音型が、3拍子のワルツのリズムを刻む。右手では必ず小節の頭に付点リズムが置かれ、軽やかな旋律が奏でられる。
執筆者:
池田 愛美
演奏のヒント : 大井 和郎
(277 文字)
更新日:2022年5月20日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (277 文字)
更新日:2022年5月20日
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この曲はペダルを使い、まずは伴奏形に切れ目がないようにスムーズに演奏します。そして冒頭にcantabileと書いてありますので、メロディーラインは誰が聴いても分かるようにはっきりと聞かせます。
7小節目のカデンツと15小節目のカデンツは性格が異なりますので、それなりの奏法が必要になります。
25小節目、シューベルト独自の調の変化です。音色を変えましょう。
31小節目、7小節目と同じメロディーではありますが、長調で書かれており、しかも6度が加えられています。この6度奏法こそ、その学習者の実力が分かってしまう部分です。可能な限り、右手の内声を抑えてください。
執筆者:
大井 和郎
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