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信時 潔 :6つの舞踊曲

Nobutoki, Kioyoshi:MUTTSU NO BUTOUKYOKU

作品概要

作曲年:1931年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集

解説 (2)

楽曲解説 : 仲辻 真帆 (592文字)

更新日:2018年4月18日
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 序曲から第6曲までの曲名は次の通りである。〈遠くの囃子〉、〈きまぐれ〉、〈まじめな緩舞〉、〈田舎囃子〉、〈子供まじりの連舞〉、〈古風な行列〉。曲名からも想像できるように、「東洋的」な一面を聴かせる作品となっている。〈遠くの囃子〉では、冒頭からD-E-G-AやG-AC-Dという律音階が用いられている。続く〈きまぐれ〉は、半音階や増音程、減音程が多用されている点で、前曲とはまったく異なる趣を呈する。〈まじめな緩舞〉では、何度も転調があり、そのたびにひらける情景が鮮やかに変化する。オクターヴ音型によって力強く始まる〈田舎囃子〉は、中間部でコロコロとした速いパッセージを奏し、再び冒頭の音型に至る。強弱も音型も変化に富む〈子供まじりの連舞〉。そしてロンド形式で書かれた〈古風な行列〉は、威風堂々たる風格である。

 《6つの舞踊曲》は、1932年に発表された。同年、東京音楽学校本科(現在の東京藝術大学音楽学部)には作曲専攻の学科が新設されている。「作曲部」の設置に尽力した信時潔は、1932年に教授を辞し、以後は講師として学生を指導した。

 東京音楽学校で信時と同僚であったピアニストたちが《6つの舞踊曲》を弾いている。初演は高折宮次によるが、レオ・シロタや豊増昇らが演奏した記録もある。また、現代の演奏としては、花岡千春のCD(ベルウッドレコード、2004年)にこの曲が収録されている。

執筆者: 仲辻 真帆

執筆者 : 仲辻 真帆 (1698文字)

更新日:2018年4月18日
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楽章等 (6)

序曲(遠くの囃子)

作曲年:1931  総演奏時間:2分40秒 

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きまぐれ

作曲年:1931  総演奏時間:2分00秒 

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まじめな緩舞

作曲年:1931  総演奏時間:2分20秒 

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田舎囃子

作曲年:1931  総演奏時間:2分00秒 

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子供まじりの連舞

作曲年:1931  総演奏時間:2分20秒 

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古風な行列

作曲年:1931  総演奏時間:2分30秒 

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