ムソルグスキー :涙 ト短調

Mussorgsky, Modest Petrovich:Une larme g-moll

作品概要

作曲年:1880年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:3分00秒

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (277文字)

更新日:2007年11月1日
[開く]

ムソルグスキーが41歳の時(1880年)に作曲されたと考えられている。そして、1880年代に、モスクワから出版されている。

4分の4拍子で書かれており、ラルゴによる3小節の序奏で開始する。その後、アンダンテ・コン・モートの主部が続く。この部分は3部形式で書かれている。ゆったりとした曲線を描くメロディーに左手の伴奏が添えられる書法となっている。そして、中間部に「コン・ソルディーノ」の指示があるのに対し、中間部を挟む両端の部分には「センツァ・ソルディーノ」の指示がなされている。冒頭から派生したと考えられる、ラルゴによる4小節の終結部分をもって曲を閉じる。

執筆者: 齊藤 紀子