スクリャービン(スクリアビン) :4つの前奏曲 Op.22

Scriabin, Alexander:4 Preludes Op.22

作品概要

作曲年:1897年 
出版年:1898年 
初出版社:Belaïev
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:前奏曲
総演奏時間:5分00秒

解説 (1)

執筆者 : 齊藤 紀子 (591文字)

更新日:2008年5月1日
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1897年から翌年にかけて作曲され、1898年に出版された。1897年はピアノ協奏曲も作曲している。また、モスクワ音楽院出身のピアニスト、ヴェラ・イワノヴナと結婚した年でもある。

第1曲目 嬰ト短調 4分の3拍子 アンダンテ

曲全体を通して1つの大きなクレッシェンドを築く、スクリャービン愛用のディナーミクの手法により、この曲集が幕を開ける。そして、息の長い右手のメロディーに、幅広い音域で上昇を繰り返す左手の分散和音が添えられている。曲の終わりは、属和音となっている。

第2曲目 嬰ハ短調 8分の6拍子 アンダンテ

この曲では、時折、2対3のポリ・リズムが聞かれる。メロディーは、音階的な音の動きに跳躍音程が織り混ぜられている。そのため、僅か20小節という短さながら、印象的なラインを聞かせる曲となっている。

第3曲目 ロ長調 4分の3拍子 アレグレット

休符を挟む装飾音が印象的である。1拍後れて入る左手は、この曲のメロディーを際立たせる役を買って出ているものの、時折アルペジオになるため、ひそやかな主張を忘れることはない。

第4曲目 ロ短調 4分の4拍子 アンダンティーノ

クロス・フレーズの手法がとられている。右手は、フレーズ内で幅広い音域を行き来し、その音価を多様に変化させる。左手もまた8分音符を基調としながら、ときに2オクターヴを越える幅広い跳躍を見せるが、滑らかな演奏が要求される。

執筆者: 齊藤 紀子

楽章等 (4)

第1番

調:嬰ト短調  総演奏時間:2分00秒 

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第2番

調:嬰ハ短調  総演奏時間:1分00秒 

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第3番

調:ロ長調  総演奏時間:1分00秒 

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第4番

調:ロ短調  総演奏時間:1分00秒 

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