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ハイドン :ソナタ 第34番 Hob.XVI:33 op.41-1 ニ長調

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.34 D-Dur Hob.XVI:33 op.41-1

作品概要

作曲年:1778年 
出版年:1783年 
初出版社:Beardmore&Birchall
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:14分00秒

解説 (1)

執筆者 : 稲田 小絵子 (708文字)

更新日:2009年6月1日
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作曲年代は定かではないが、1778年以前である。というのも、筆写譜のひとつに、筆写された日付が記されているためである。書法的な見解から、1770年代前半の作品と推定する説もあるが、確実ではない。初版はロンドンのビアードモア・アンド・バーチャル社。1783年から翌年にかけて、Hob. XVI: 43、33、34の順に曲集として出版された。もっとも、これらの作品がもともと一連のまとまりをもって作曲されたとは考えにくいことから、この出版は作曲家のあずかり知らぬものだったとみられている。

第1楽章:アレグロ、ニ長調、2/4拍子。ソナタ形式。

明るく気楽に紡がれてゆく楽章。第1主題および第2主題冒頭に現れる装飾のような三十二分音符の上行アルペジオは特徴的だが、展開的な動きはあまりない。

第2楽章:アダージョ、ニ短調、3/4拍子。ソナタ形式。

第1主題の深いため息のような6度下行(ニ短調)に対して、第2主題は軽やかに舞い降りたような六連符(ヘ長調)。展開部のヘ長調では、第1主題はその情緒が活きてこないためか、2小節しか提示されず、すぐに第2主題の素材へと移行する。とはいえ展開部は8小節だけで主調に戻り、展開的な再現部が始まる。最後は、アタッカの指示はないものの、切れ目なく第3楽章に続く。

第3楽章:テンポ・ディ・メヌエット、ニ長調、3/4拍子。

軽やかなメヌエット主題の変奏。全体は8×4、8×4、16+8小節の3部分に分けられ、部分ごとに旋律リズムの特徴が異なる。それを支える左手は、第1部で提示された4つのパターンを第2部でも繰り返している。第3部では最後の8小節で、左右の手によるアルペジオ音型の変奏となって終わる。

執筆者: 稲田 小絵子

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:5分30秒 

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第2楽章

総演奏時間:4分30秒 

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第3楽章

総演奏時間:4分00秒 

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その他特記事項
第34番は「ウィーン原典版」の番号 ウィーンにある手稿に書き込まれた日付は「1778年1月17日」であるため、これ以前の成立と考えられている。