ハイドン : ソナタ 第37番 ホ長調 Hob.XVI:22 op.13-2
Haydn, Franz Joseph : Sonate für Klavier Nr.37 E-Dur Hob.XVI:22 op.13-2
作品概要
楽曲ID:2498
作曲年:1773年
出版年:1774年
初出版社:Kurzböck
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:12分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:第37番は「ウィーン原典版」の番号
作曲年:1773年
出版年:1774年
初出版社:Kurzböck
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:12分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:第37番は「ウィーン原典版」の番号
解説 (1)
執筆者 : 齊藤 紀子
(495 文字)
更新日:2007年8月1日
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執筆者 : 齊藤 紀子 (495 文字)
更新日:2007年8月1日
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1773年に作曲され、エステルハージ侯ニコラウスに献呈された6曲から成る作品13のピアノ・ソナタ(Hob. XVI/21-26)の2曲目で、全3楽章から成る。
第1楽章のホ長調は、アレグロ・モデラートの4分の4拍子。両手による主和音で開始する。冒頭の主題は、ターンのように装飾的な音に富んでいる。展開部(第25小節~)は、平行調にあたる嬰ハ短調の主和音の第1転回形を両手で奏して開始する。再現部(第42小節~)では、提示部では見られなかった約1小節のアダージョ(第54小節)が挿入されている。
第2楽章はアンダンテの8分の3拍子で、第1楽章の同主短調にあたるホ短調による。この楽章は3部形式で書かれているが、中間部(第29小節~)はまったく新しい素材ではなく、冒頭の主題を平行調にあたるト長調で提示して開始する。時折、右手の上声の長い音価に対し、下声が付加的に合いの手を打つ手法が特徴的である。また、左手が1拍目や拍頭に音を持たないこともある。
第3楽章のフィナーレはロンド形式。テンポ・ディ・メヌエットで、ホ長調による。ロンド主題に対して挿入される主題は平行調にあたる嬰ハ短調によることが多い。
執筆者:
齊藤 紀子
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