ショパン :マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1
Chopin, Frederic:Mazurka fis-moll Op.6-1
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:応用6 応用7 発展1 発展2 発展3
マズルカ第1番の解説 : 齊藤 紀子 (303文字)
この《4つのマズルカ》作品6は、1830~1832年にかけて作曲され、1832年に出版された。ポーリーヌ・プラーテル伯爵令嬢に捧げられている。
1曲目の嬰ヘ短調はクヤヴィアクとマズルから成る。ロンド形式に似た形で書かれている。
2曲目の嬰ハ短調はクヤヴィアク。空虚5度が用いられる8小節の導入部を持つ。
3曲目のホ長調はヴィヴァーチェ。オベレクによる中間部を持つマズルである。空虚5度に基づく序奏に続く3部形式となっている。
4曲目の変ホ長調はプレスト・マ・ノン・トロッポ。3部形式によるオベレク。保続音と対旋律による手法が特徴的である。
※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。
4つのマズルカ 第1番 嬰ヘ短調
4つのマズルカ 第1番 嬰ヘ短調, 第2番 嬰ハ短調
マズルカ(58曲) 第1番
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