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バッハ :9つの小前奏曲 第7番 BWV 930 ト短調

Bach, Johann Sebastian:9 kleine Praeludien Nr.7 g-moll BWV 930

作品概要

楽曲ID:22574
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:前奏曲
総演奏時間:1分50秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用5 応用6 応用7

楽譜情報:3件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (415文字)

更新日:2024年1月8日
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バッハの殆どの曲にはテンポマーキングが書かれてありませんが、果たして「この曲はどのくらいのテンポで演奏されるべきか」という課題を考えたとき、その曲と同じ調で書かれてある、他の作品を聴くことによっても、雰囲気や性格が解るときがよくあります。

しかしながらテンポに関して1つ助けになるのは、書かれている装飾音に注目します。たとえばこの曲の11小節目をご覧下さい。この小節に書かれている装飾音を弾こうとしたとき、あまり速いテンポではほぼ不可能ですし、曲の性格から察するに、技術を見せるような曲でもありませんので、結論として、この曲は11小節目、30小節目、32小節目、等の装飾音を「無理なく弾けるテンポ」に設定すれば間違いありません。

この曲の1つ前の、BWV929も同じですが、バッハのg-mollは悲しみの表現ですので、速いテンポで淡々とは進みません。エネルギッシュに弾く曲でもありません。繊細に、ゆっくりと、悲しみを表現してください。

執筆者: 大井 和郎