バッハ :インヴェンション 第6番 BWV 777 ホ長調

Bach, Johann Sebastian:Invention Nr.6 E-Dur BWV 777

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:1分30秒

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6 応用7 発展1

楽譜情報:33件
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解説 (3)

解説 : 髙松 佑介 (339文字)

更新日:2020年9月18日
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ホ長調、3/8拍子。

この曲に特徴的な「インヴェンツィオ(着想)」は、両声部のシンコペーションだろう。冒頭では、下声部が全音階を上行するのに対し、上声部は半拍ずれて半音階を下行する。さらに、この4小節の主題は両声部を交換して反復される(このように複数の声部を交換する対位法の手法を転回対位法という)。

また、《インヴェンション》のうちで唯一、曲中の反復記号を伴う点も注目すべきである。この反復記号で区切られた前半部(A)ではホ長調から属調のロ長調へと進行し、後半部は展開的な中間部(B)と主調のまま曲を閉じるAから成っている(||:A:||:BA:||)。この図式(Aの回帰を伴う2部分形式)は、19世紀前半に「ソナタ形式」として理論化されることとなる器楽形式への接近を示している。

執筆者: 髙松 佑介

楽曲分析図 : 林川 崇 (126文字)

更新日:2018年1月31日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (1046文字)

更新日:2018年3月12日
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