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グリーグ : 抒情小品集 第1集 妖精の踊り Op.12-4 ホ短調

Grieg, Edvard Hagerup : Lyriske smastykker No.1  "Elverdans" e-moll Op.12-4

作品概要

楽曲ID: 21054
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:1分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用5 応用6 応用7 発展1 発展2

楽譜情報:18件
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解説 (2)

課題曲紹介 : 課題曲選定委員(2026年) (109 文字)

更新日:2026年3月5日
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同じ音型が多く繰り返されるため、演奏の工夫が求められます。場面をつくってみたり、楽譜にマーキングするなどして、先生と生徒が一緒に取り組むとよいでしょう。

 和音の重なりが多いので、バランスを聴き分ける力が必要になります。

演奏のヒント : 大井 和郎 (812 文字)

更新日:2026年3月26日
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皆様にとって、「妖精」とはどのようなイメージがありますか?筆者に取っては、太く大きなものよりも、細く華奢な感じがします。そしてすばしっこいイメージがあります。仮にそうだと仮定した場合、この曲に重たさは不要で、重たさが全てのイメージを壊してしまいます。ブルグミューラーの練習曲の、「空気の精」 のように、この曲もスタッカートが多く出てきます。そのスタッカートを如何に軽く弾くか、短く弾くかがこの作品では大事です。

鋭いスタッカートを弾くには、指をまず鍵盤の上に置き、鍵盤を触った状態で、下におろす事をせず、次に一瞬、電気が身体に走ったように、瞬間的に鍵盤を下に下ろしますが、その際に、一番下まで下ろすと鍵盤はそこで止まりますので、その分の余分な力を、手が受け止め、手は空中高く飛び上がります。これがスタッカートの基本です。

熱いものに触って、ぱっと手を離すような動作です。そのくらい、素早く、手を下に下ろすと言うよりは、鍵盤を弾いた後に手を素早く上に上げるというモーションです。それをマスターしてみてください。本当にほんの一瞬の力になります。

勿論この曲のように、スタッカートが連続して出てくれば、いちいち手を上に上げている時間は無いのですが、それでも、限られた範囲内で、手を上げてみて、短いスタッカートを練習してみてください。

そのような奏法で、ここに出てくるスタッカートを弾くのですが、最も重たさが目立つのは、17〜18小節間、右と左のオクターブですが、フォルテと書いてあるので、大きく弾かなければならないという呪縛にかられ、多くの人はここを重たく弾きます。

実際には、メゾフォルテ位の音量でも構いません。とにかくここを重たくしないように気をつけて下さい。

執筆者: 大井 和郎

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