作品概要
楽曲ID:18539
作曲年:1941年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:17分00秒
著作権:保護期間中
作曲年:1941年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:17分00秒
著作権:保護期間中
解説 (1)
楽曲分析 : 日置 寿美子
(514 文字)
更新日:2015年1月22日
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楽曲分析 : 日置 寿美子 (514 文字)
更新日:2015年1月22日
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1930年~1945年の間に、ヴィラ=ロボス9曲の連作「ブラジル風バッハ」を創作。非常に多作な彼の、代表的作品群となっている。9曲はそれぞれ楽器編成が異なるが、第4番は唯一のピアノソロ曲。後に作者自身によってオーケストラ用に編曲された。原題を直訳すると、「バッハ風、ブラジル風」であり、この方が作品の本質を表しているだろう。
第1曲 前奏曲=イントロダクション 雄大な雰囲気を持ち、ブラジルの大地の大きさを感じさせる。パッサカリアの手法で書かれている。
第2曲 コラール=奥地の歌 アマゾンに生息する鳥アラボンダの鳴き声を模したと言われる変ロ音が繰り返され、熱帯の空気を醸し出す。途中から、ハーモニクスに似たペダルの特殊な使用が指示されている。
第3曲 アリア=カンティーガ カンティーガとは、中世イベリア半島における単旋律の頌歌。突然、テーマがブラジル特有のリズムに変わる。
第4曲 ダンス=ミウヂーニョ ミウヂーニョとは、細かい足の動きを伴う男性の踊りで、サンバと共通したリズムが聴かれる。終始2/4拍子であるが、アクセントが頻繁に変わるため、2拍子を認識し続けることは難しいかも知れない。他の3曲に比べると演奏されることが少ない。
執筆者:
日置 寿美子
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