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シュナーベル :ダンス組曲

Schnabel, Artur:Eine Tanzsuite

作品概要

作曲年:1920年 
初出版社:Association for the Promotion of New Music; New Jersey
献呈先:Walter Kauffmann und Wera Schapira
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:30分00秒

解説 (1)

執筆者 : 畑野 小百合 (551文字)

更新日:2010年9月1日
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シュナーベルのピアノ作品の中では比較的はっきりとした調性を備えており、気楽で軽妙洒脱な雰囲気をもった作品である。ヴェラ・シャピーロとヴァルター・カウフマンの婚礼に際して作曲され、エドゥアルド・エルトマンによって初演された。組曲を構成する5曲にはそれぞれ副題が付けられ、初対面の男女が組曲の進行に従って次第に親密さを増していく過程が示唆されている。

〈フォックストロット(出会い)〉と名づけられた第1曲は、陽気なシンコペーション・リズムを主体とし、一見堅実であるかに思われる音楽の進行が、半音階的な転調によって翻る。第2曲は〈第一次休止(誘い)〉のタイトルをもち、色艶豊かで緩やかなワルツが自由な伸縮を伴って発展する。第3曲は、明朗なワルツとピアニスティックな装飾をちりばめた緩徐部から複合的に構成されており、そのユーモアと色彩に富んだドラマはラヴェルの《ラ・ヴァルス》すら想起させる。小節線なしで記譜されている第4曲は、単声による低声部と三和音ないし6度を基本とする上声部が音域的にもリズム的にも乖離し、2つの声が個別に夢の中を移ろうかのようである。それを受けた第5曲は決然とした性格をもち、多様な技巧を駆使することによって冒頭で示されたテーマが複雑に展開されながら、華やかなクライマックスが形作られる。

執筆者: 畑野 小百合

楽章等 (5)

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