リスト : オルガンのための6つの前奏曲とフーガ S.462 R.119
Liszt, Franz : 6 praeludium und fuge für orgel S.462 R.119
作品概要
楽曲ID:16873
作曲年:1842年
出版年:1852年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:リダクション/アレンジメント
総演奏時間:57分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
作曲年:1842年
出版年:1852年
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:リダクション/アレンジメント
総演奏時間:57分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
執筆者 : 高須 博
(320 文字)
更新日:2010年1月1日
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執筆者 : 高須 博 (320 文字)
更新日:2010年1月1日
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J・Sバッハのオルガン作品の名作。中部ドイツ風のオルゲンプンクトトッカータタイプといえる。〈プレリュード〉は、オルガンの名手バッハならではの早いパッセージを含み5声部まで次々と音を重ねて盛り上がる。4声部の〈フーガ〉は、初期の作品に特有な若々しい躍動感と激烈さが秩序だった形式感と見事に統合されている。最後に自由な即興風のコーダで華々しく曲が終わる。
バッハの偉大なオルガン音楽を足鍵盤の分まで両手だけのピアノで弾いてしまおうとしたのは、音楽史上最大のピアニスト、フランツ・リスト(1811-1886)がたぶん初めてであろう。原曲を慎重にピアノに移しかえたリストの巧みさは、あたかも最初からピアノのために書かれた作品であるかのように思われる。
執筆者:
高須 博
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