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ヘンデル :コンチェルト ト長調 HWV 487

Händel, Georg Friedrich:Concerto G-Dur HWV 487

作品概要

楽曲ID:16659
作曲年:1710年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:種々の作品
総演奏時間:3分20秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (396文字)

更新日:2024年11月18日
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コンチェルトなので、アンサンブルを意識してください。フォルテとかいてあるところはtutti、ピアノと書いてあるところはソロの楽器で、楽器数も少ないと考えます。フォルテとピアノの対比を意識してみてください。

筆者の楽譜には第2楽章に強弱記号が書かれておりません。そしてこの楽章には特にレジスターの変化もなく、限られたレジスターの中でのアンサンブルと考えます。2声は10度で進行することが多く、仮にですが、これらの細かいトリル等を観る限りでは、2つの異なった弦楽器という風に考えます。あるいは、2つのパートに分かれた弦のアンサンブルという風に考えます。

ヴァイオリンとチェロ 等のアンサンブルと考え、バックにはオーケストラの伴奏(ここには書かれておりませんが)とイメージしても良いでしょう。

ピアノで演奏するとき、両声部が10度離れた第2楽章は、下の声部の音量を少し落とすと、綺麗なバランスが保てます。

執筆者: 大井 和郎
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