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ドビュッシー :スティリー風タランテッラ(舞曲)

Debussy, Claude Achille:Tarantelle styrienne(Danse)

作品概要

作曲年:1890年 
出版年:1891年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:タランテラ
総演奏時間:5分20秒

解説 (1)

執筆者 : 実方 康介 (466文字)

更新日:2010年1月1日
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ドビュッシー初期のピアノ作品の一つ。最初の出版時(1890年)には<スティリー風タランテラ>と題されたが、再版時(1903年)には<ダンス>とされた。

パリで音楽生活を送っていたドビュッシーは、1904年になってやっとオペラ<ペリアスとメリザンド>が成功し、この頃以降に<版画>や<映像><前奏曲集>といった代表的な曲集が作られている。それらがピアノの特質を独自に捉えた充実した作品である一方、この<ダンス>のような初期の作品はもっとシンプルな美しさを持っている。高度な技巧は要求されないが、後のドビュッシーの作品に応用されるような魅惑的な和音、旋法的な工夫もところどころ入れられている。

後年、ラヴェルによってオーケストラ編曲がされた。

(執筆者不詳 補筆:実方康介 2008/1 このページの解説文中に、本曲を「1923年にドビュッシーがオーケストラ編曲」したという大変に誤った記載が含まれていました。コメント欄の投稿によるご指摘を頂いて、修正することができました。ありがとうございます。)

※参考:金子一朗 ドビュッシー探究 ⇒こちら

執筆者: 実方 康介